三浦市立病院から

4月27日(土)三浦市立病院の佐藤清江看護部長、金子師長さんのお2人が、はるばる笠間までご指導に来て下さいました。

糖尿病教室やフットケアについての立ち上げや具体的なノウハウを教えて頂くことが直接的な目的であったようですが、お話はそれに留まらず、市立病院で行ってきたこととご苦労、これから進めようとしているプロジェクト、地域づくりのお話にまで及び、医療や看護領域でなしうることの可能性について、目から鱗の連続でした。

担当看護師の伊早坂さんの言葉を借りれば、

「とにかく素晴らしい!グローバルです、グローバル!!」

ということで。まさしくその通りです。地域の中での病院という広い視点、斬新な発想とそれを実行するバイタリティ、温かい人柄とどれを取っても素晴らしく感動しました。学ばせて頂くことの多い2時間でした。自分は医療という枠にとらわれ過ぎて少し視野狭窄だったかも・・もっともっと自由な発想でいいんだな、と教えて頂いた気持ちです。大きなエネルギーを頂いた当院も、少しでも院内に新しい風を吹かせられるように頑張りたいと思います。

遠路はるばるお越し頂き、有意義なレクチャーをして頂き、本当にありがとうございました。
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# by kasama-hospital | 2013-04-27 20:00 | 今日の出来事

忘れ物

今日の午後は保育園の内科健診でした。

雨の降る中、5分前に保育園に到着!園内から先生も出てきて下さりドアを開けようとしたその時。
なんだか…いつもより肩が軽いような…。

聴診器、忘れた~~!!!

一瞬、園児の胸に耳をじか当てして聴診しようかと思いましたが(嘘です。嫌がられること確定です)、すぐにUターンして病院に引き返し、聴診器を取って戻ってきました。結局5分遅刻。

保育園関係者の皆様、ご迷惑おかけして本当にごめんなさい。

そしてよい子の皆さんは、こんな粗忽な大人になってはいけません。

「よい仕事は、周到な準備から。」です。
反省…。
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# by kasama-hospital | 2013-04-24 08:40 | 今日の出来事

ポートフォリオ

ポートフォリオ(portfolio)という言葉を、少し前に知りました。

 本来の意味は「紙ばさみ」それが転じて「画家・写真家などが自分の作品を整理してまとめたもの」のこともポートフォリオと呼びます。この言葉、色々な業界で色々な意味合いで使われていますが、教育の場で使われるポートフォリオとは、「自らの成果や得られた情報を一元化したもの」を指します。そのようなものを記録としてまとめる過程も含めて、学習の振り返り・評価ツールとして使おうと言うのです。

先日、院内の勉強会で石塚先生がこのポートフォリオを取り上げ、スタッフそれぞれがポートフォリオを作ることを提案されていました。

 感化されやすい私は、その日のうちにポートフォリオのファイルを作成しました!形から入る典型例だと笑われるかもしれません。でも受験勉強と違い、医者としての勉強は、ここまでやれば合格、という明確な範囲もなければ、試験日のようなゴールとなる期限設定もありません。医師のみならず社会人の方の多くの実地勉強は同じではないかと思います。日々の業務を行いそれに関連した勉強をしながらも、自分が本当に前に進んでいるのかな、こんなに年数を経ているのに、自分はこれでいいんだろうか、と漠然とした不安を感じることはないでしょうか?(私だけ?)焦りが原動力となる面もあるのでそれはそれでいいのですが、時々その不安に押しつぶされそうになることも。時には
「大丈夫。あれもこれも昨年は知らなかったし出来なかったことなんだから、確かに君は昨年よりも進歩している!」
と自分の肩を叩いて励ましてあげたくなることもあるのです。ポートフォリオなら、その役目にも打ってつけ。社会人の勉強の必須アイテムではないかとさえ思えてきました。

 扱う疾患が多い総合診療の性質上、興味や関心、学んだ知識があっちに行ったりこっちに行ったりする、頭の中の交通整理にも役立ちそうです。実際に私、こっちの勉強をして成果をまとめている途中で他に調べなくてはいけないことが出てきて、そっちをやっているうちに前にまとめていた資料がどこかに行っちゃった…教科書もどこまで読んだんだっけ…ということがよくあります。

作り方は非常にシンプル。透明のポケットが沢山ついたクリアファイルに、その日自分が調べたり勉強した内容のコピー、などを時系列で入れていきます。

私はこのファイルに入れる用のプリントも、エクセルで手作りしました。

タイトル欄に勉強したいテーマを書き込み、
(1)ビジョン(どんな状態を目指してこの勉強をしているのか)
(2)そのためにインプットする情報(読む予定の教科書や論文をリストに載せる)
(3)学んだことをどのようにアウトプットするか(診療へのフィードバック、院内での勉強会や患者さん向けのプリント作成など)

という流れに沿って計画をたて、達成したらチェック☑していくことで、テーマ別の進行表の役割を果たしてもらおうという狙いです。

 このポートフォリオ、情報をファイルにためていくことだけが目的なのではなく、メンター(指導者)と一緒に作成して経過を見守ってもらうというのが本来のやり方のようです。今日、一方的にメンター指名した方にお願いにしに行き、快く引き受けて頂きました。口ばっかりで行動が伴っていないと思われると恥ずかしいので、書いたことはきちんと実行していきたいと思います。

 これまで何となくモヤモヤしていた問題が、納まるところに納まったような、すっきりした気持ち♪今日からまた前向きにがんばっていきます。よい機会を与えて下さった石塚先生、ありがとうございます。
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# by kasama-hospital | 2013-04-24 00:11 | プライマリケア

最強ウバーズ

以前、学生さん向けのミニレクチャーをした時に、「女医にとって働きやすい病院とはどんな病院か?」という問いを投げかけてみました。
その問いに対する私の答えの一つ。

それは『公私混同がある程度許されること。』
もちろん公私混同は良くないことであるのは重々承知です。また病院の規模や勤務科によって難しいこともあるので大きな声では言いません…。でも、私の本音では、すごく助かっています。

 例えば、休日のオフコール(当直ではない日)に家で子守をしている時のこと。病棟患者さんが急変したり、在宅で介護中の方が亡くなってお宅に緊急で訪問しなくてはいけないことが、時々はあるのです。
さてどうするか?

厳密には当直医ではないから対応する義務は免除されているけれど、普段から患者さんを診ている主治医が対応した方がスムーズなのは言うまでもありません。でも小さな子供2人だけを家に置いて行く訳にいかない。う~ん…病院は目と鼻の先なのに行けない…どうしたものか…。すると、うちの病院の看護師さんは、こう言ってくれるのです。

「子供さん、よければ見てますよ。」

かくして私は子供2人を連れてナースステーションに直行し、白衣に着替えて患者さんの対応。子供は看護師さんにあやしてもらっています。この乳母役を買って出てくれる看護師さんを、副院長武井先生は『市立病院ウバーズ』と命名。優しいウバーズの強力なサポートによって、今日も病棟の平和が守られています。本当にいつもありがとうございます。子守という余計なお仕事をしてでも主治医に対応してもらいたいと思ってもらえるよう、きちんと仕事をしたいと思います。
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# by kasama-hospital | 2013-04-18 21:45 | 病院スタッフ

はじめまして+ブログを引っ越しました

はじめまして。

茨城県の真ん中にある笠間市は、小さいけれど歴史や文化の薫る素敵な町です。
この町の片隅にある小さな笠間市立病院を、少しでもよい病院にしようとスタッフ一同奮闘する毎日を、リアルタイムでお伝えする場を作りたい。そんな気持ちでブログを立ち上げました。既にある病院のホームページ『笠間市立病院ニュース』から、少しずつ以前の記事もお引越しをしようと思います。
ご案内役は、白土が務めさせて頂きます。気がつくと医師10年生になってしまいました。

どうぞよろしくお願い致します。
                               白土 綾佳 
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# by kasama-hospital | 2013-04-15 23:42 | はじめまして

今日も張り切って診療中


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