カテゴリ:今日の出来事( 13 )

産休から復帰しました!

 すっかりご無沙汰しています。8月下旬から産休を頂き、患者さんやご家族、医療関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけ致しました。お蔭様で10月2日に無事男児を出産し、11月28日から勤務に復帰しました。改めて、今後ともお付き合いをよろしくお願い申し上げます。

 今は若干錆ついた頭をフル稼働させ、何とか日々の勤務を行っています。夜は赤ん坊の夜泣きと格闘し、とにかく思いきり寝たい…というのが切実な願いではあるものの、一方では働いて多くの人とコミュニケーションを取ることの出来る楽しさや有難さもかみ締める毎日です。

 すっかり忘れ去られたように放置されている市立病院ニュースの方も、気分一新、少しずつ更新を再開していこうと思います。奮闘する病院スタッフのこと、日々の診療で感動したことや感じたこと、最近読んで面白かった本のことなど、自分なりにお伝えしたいことは沢山あるのですが…。

 さて、気がつけばもう12月。来年の手帳はもう準備されましたか?私は、モレスキンの限定版、星の王子様バージョンの手帳を入手しました。ほどよい大きさと重さ、ウィークリーが主のシンプルな構成、書くスペースが沢山あるところなど、色々な意味でとても気に入っています。素敵な手帳があると、それだけでワクワクして年が明けるのが楽しみになりますね。この手帳に胸躍る予定を沢山書き込めるように、来年も充実した一年にしたいものです。

 皆様にとっても2013年がよい一年になりますように!(かなり気が早いですね。私も、その前にたんまり片付けなくてはいけないことが…)
                                                    白土綾佳
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by kasama-hospital | 2012-12-05 00:24 | 今日の出来事

待ち時間に対する取り組み(1)

こんにちは。白土です。朝夕めっきりと寒くなり、かぜが流行り始めていますので皆さんお気をつけ下さい。(私も風邪を引いています…)

 ここ何ヶ月か、つくば大学5年生の医学生実習で試験的に行っている試みがあります。題して‘インタビュー実習’!(←今初めて名づけてみました)

ことの起こりは数ヶ月前。石塚先生が院内の勉強会で、
『各々の地域医療に対する取り組みを、周囲に発信するようにしよう』
とスタッフに呼びかけたところから始まります。そう、日本人は口を動かさずに黙々と働くことを美徳としますが、それでも言葉にしなくては伝わらないことってありますよね。病院として、少しでも病院を改善するために、こんなことを考えてこんな風に努力しているということを、院内だけではなく院外(患者さんや地域の方々)にアピールすることも大切だと思います。発信することで、自分の中でよりモチベーションが上がり、新しいエネルギーや発想が沸いてくることも期待ですます。

スタッフの一員である私も、早速企画書なるものを作ってみました。現実的な提案から突飛な妄想(こちらが多数…)までそれはそれは色々と。その中の数少ない実現可能なアイディアが、‘学生さんコンシェルジェ実習’だったのです。

私たち医療関係者は、職歴が長くなるほど、患者さんの視点を見失いがちです。病院が日常的な‘仕事の場’になってしまい、患者さんがどんな不安を抱えて病院に来ているのか、またどんな所に不都合や不満を抱いているのか、自然に想像することが難しくなってしまうからです。そんな‘慣れ’に染まっていない学生さんだからこそ見えるもの、吸収できるものがあるはず。学生さんに、半日コンシェルジェ(ホテルでお客様の希望をサポートする役割のスタッフ)になってもらい、高齢で足が不自由な方の車椅子を押したり、初診で院内に慣れていない方の案内をしたりという役割を担ってもらえば、外来患者さんの気持ちに近づけるのではないか…と考えたのです。患者さんからしても、外来の奥の方でイスに座って黙々とメモを取っている学生さんよりも、積極的に動き回って自分たちと関わりを持とうとする学生さんに対してより親近感を覚えるのが自然です。患者さんと学生さんが直接話をする機会に恵まれれば、病院の中により一層学生さんをスタッフの一員として温かく迎えようという傾向が強くなることも期待できます。

ただ、学生さんだってつくばから来てうちの病院には不慣れ。いきなりコンシェルジェはちょっと荷が重いかも…まずは患者さんのお話を聞くあたりから始めてみよう、という流れで、インタビュー実習になったのだと思います。いやでもインタビュー実習だって結構大変です。いきなり外来患者さんでごった返す待合ホールに一人放り出され(?)あたりかまわず患者さんに

「ちょっとお話を聞いてもよろしいでしょうか?」

と突撃インタビューを行うのですから、なかなか勇気が要ります。

 ところが、つくば大の学生さん、これを本当に一生懸命やってくれています。提出されたレポートを読みながら私はいつも感心しています。インタビューの項目は最近は学生さんに任せており『うちの病院のいいところ・通っている理由』『改善して欲しいところ』などを聞いてくれることが多いのですが、病院としてかなり重宝しているというのが正直なところ。学生だからと気を許してしまうのか(?)皆さん結構本音を言って下さるんですね。企業が一般モニターなどを通して自社の製品の正直な感想を聞きたがる理由が、実感としてよくわかりました。この結果は、必ずや患者さんにフィードバックしたいと思います。(つづく)
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by kasama-hospital | 2012-10-28 00:33 | 今日の出来事

待ち時間に対する取り組み(2)

気になるインタビューの結果ですが、うちの病院のいい所、選んでいる理由は「家が近い」という物理的な理由(笑)の他に「相談しやすい」「スタッフが親しみやすい」などのアクセスビリティ=精神的な敷居の低さが挙げられました。これは大変に光栄なこと♪ これからも、職員一同、ホスピタリティを持って診療にあたりたいと思います。  

 一方で多くの患者さんが改善して欲しい点として挙げられたことは、やはり待ち時間に関することでした。多くの方がうんざりしつつも待つことそのものは仕方がないと思っている、しかし、あとどのくらい待つのか(数分なのか30分なのか2時間なのか)の目安がなく漠然と待つことがストレスだと思っていることが分かりました。数分なら待つけれど、2時間かかるならちょっとそこまで他の用事をしてくることができるので、これはその通りですね。

 待っている患者さんどうしの不公平感もストレスの一つだということもインタビューから分かったことです。例えば、午前中の外来で診察券を出すことができる開始時刻が明確に決まっていないので、6時半などのうんと早い時間に次々と家族が診察券だけ出して(順番を取って)帰ってしまう。他の方が8時に来ると廊下は誰もいないので自分が1番だと思っていたら、いざ外来が始まってみると、さっきはいなかった人が後から後から現れては自分より先に呼ばれて診察を受けてしまう。自分には先に診察券を出してくれる家族がいないので、これは不公平だと言うのです。高齢の家族を長いこと待たせたくないから順番を取っておいてあげたいというご家族の気持ちもよ~くわかるので難しいところですが、あまりにも早い時間に順番とりが行われるようなシステムは、やはり問題がありそうです。これについては、診察券を出すことが出来る時間を明確にし、その時間をなるべく遅めの時間にずらすという解決策が取れるように思います。診察券を出す時間にはズラリと列ができてしまうかもしれませんが、少なくてもあの時はいなかったのにいつの間にか順番を取られていた…という不公平感はないかもしれません。

 また、待ち時間の目安についても、自分はだいたい何番目なのか患者さんが把握できる方法について…検討中です。総合病院では電光掲示板などで表示されていますが、かなり大がかりな設備になってしまうので、まずはリストに名前を書いて頂いて消していったり、通し番号が書かれたカードを配ったりという原始的な方法を考えています。一日も早く導入できるとよいのですが、いましばらくお待ち下さい。

 医療スタッフと学生さんと患者さん、お互いのコミュニケーションが、少しでもよい診療に結びついていけば素晴らしいですね。インタビューに答えて下さった患者さんとそのご家族の方々、本当にご協力をありがとうございました!
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by kasama-hospital | 2012-10-28 00:32 | 今日の出来事

今日も張り切って診療中


by kasama-hospital

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